「吾亦紅(われもこう)」
三年ぶりにお目に掛かることになりました。再びの登板ですがよろしくお願いいたします。結構言いたい放題を書かせていただきますが、こんな意見もあるんだな、ぐらいに捉えてお読みくだされば幸甚です。
弊社で私が座る位置から、父、母、姉が眠る蔵王霊園が見えるんですね。いつも会社から霊園を眺めてはお墓参りをしたつもりでいました。今年の正月は、私本来のズボラさが出てしまって墓参りをしませんでした。いつも会社から・・・と言い訳をしながら、ずさんな自分を感じていました。そんな時、テレビから流れてくる唄に思わず涙してしまいました。あまりにも当てはまる自分と等身大のフレーズがたまらなかったからです。
早速、CDを買い求め、何度も何度も歌詞を読みました。そして、己に対する戒めのためにも、そして、少なからずせめてものお詫びに、皆を思い浮かべながら仏壇に手を合わせています。
父は63歳、母は70歳で亡くなりました。今の平均年齢では若い部類でしょう。親不孝に親不孝を重ねていました。命を削らせたのも私が原因でしょう。母は、50代の頃から白髪が多かったように思います。私が迷惑を掛けるたびに増えていったような・・・何の楽しみもなく、子どもを育てるためだけに生き抜いた母と父。人生の途中の昭和46年に福山に引越してきて、家族のためだけに働き生きた両親。今でも時々、無性に会いたくなります。悩んでいるときなど、独り眠るベッドの中で号泣する日もあります。
今月の彼岸には必ず、日頃のずさんさを謝りに行きます。そして、少しだけ甘えてみようと思います。 母さん、父さん、そして、ねえちゃん、俺はひとりぼっちじゃないよね・・・と。
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